泣きながら話す子供と壊れた自動販売機

りんごジュースはクイッと飲みたい
「彼女」について、どう思う?「つむじ風」って、みんなにはどのように思われているのかな?別に考察するってことも無いよ。

曇っている週末の午後に熱燗を

ある真夏の昼前。
少年は外で、アリの行列が虫の死骸を運ぶところを注意深く観察していた。
アリ達は一所懸命に働いているのだけど、虫の死骸ひとつでこんなに大量の蟻がいたって、無駄なんじゃないかと、少年はいぶかしんだ。
少年は、アリ達に砂をかけたらどうなるかな、という欲求が湧いてきた。
しかし、今日はじっくりと黙って見守ることにした。
暑い夏の日なので、少年の汗は頬を伝い、とめどなく地面に落ちた。

蒸し暑い平日の夜明けにひっそりと
珍しく不安定な精神に陥ってしまい、何も悲しくなった。
大きな訳はなく、思い立ったように悲しくなったり、現在までの出来事が意味のない事に思えた。
そんな精神状態で、とある仕事がきた。
その上そこそこ大きな外での催しで立派な案件だった。
精神状態を理由にしてはいけないと思い切り替えて集中しているうちに元の陽気な心持に戻ってきた。
思い返せばあの時は外出して日差しを浴びたりしなかったと思う。
あまり部屋にこもらず外出することも必要かもしれないと思うようになった。

のめり込んで話す子供とあられ雲

笑った顔って素敵だなーと思うので、なるべく笑顔でいるように気を付けている。
一応、時と場合を見て。
けれど、他人に強制してはだめ。
結局は、一括では言えないけれど個人的な概念として。
業務中はシリアスな顔で真剣に商談を行っていた人が、ほころばせたその瞬間。
もう、大好き。
笑い皺ができる人がタイプ!とよく言う学生時代の友人。
気持ちも理解できるかもしれない。

雹が降った木曜の夕暮れにゆっくりと
小学生のころから、読書は嫌いじゃありませんでしたが、暇なときに、家の本棚や図書館にある本を読んでいました。
真剣に自分の意志で進めるようになったのは、高校時代。
国語の授業で、吉本ばななさんのムーンライトシャドウを学習してからです。
物語は、彼氏を失った主人公さつきの、高校のときの回想からのスタートです。
恋人と死別してしまう経験なんて当時もそれからも、もちろんありません。
しかし、当時の私に主人公の絶望が重なってきました。
今までにない感覚でした。
その子と、その時の私の年が近かった事、それも原因だと考えています。
学校帰りに、その本を購入したのが本購入の初めての経験です。
このストーリーは、「キッチン」に収録されている作品です。
随分昔のお話ですが、ずっと輝き続ける素敵な作品だといわれています。

騒がしく話す先生と読みかけの本

本日の体育の授業はポートボールだった。
少年は、球技は苦手だったので、ふてくされて体操着に着替えていた。
おそらく今日は、球技の得意なケンイチ君ばかり活躍するはずだ。
きっと今日は、球技の得意なケンイチ君ばかり注目を集めることになるんだろう。
ということは、少年が恋しているフーコちゃんは、ケンイチ君のすごい所を見ることになるのだろう。
少年は「やれやれ」と言いながら、体育の場へと小走りで出て行った。
でもフーコちゃんは、ケンイチ君じゃなく、少年の方を何度も見ていたことを、少年は気付かなかった。

笑顔で大声を出す母さんと僕
この一眼は、あまり大きな声では言えないけれど、砂浜で拾った物だ。
その日は、8月の中ごろで、ちょうど真ん中で、いつもより暑い日だった。
山下公園で彼女と仲違いをしてしまい、しばらく口を利きたくないと告げられた。
立ち直ろうと、マンションからこの砂浜まで二輪でやってきて、海沿いをゆっくり散歩していた。
そこで、少し砂に埋もれたこの一眼に出会った。
手に取って試しにさまざまな写真を撮影してみた。
一眼レフの持ち主より、うまくとれているかもしれない。
彼女の笑顔撮れたらなー、とか、意外とピント調節って丁度良くならないなーとか考えていた。
次の休み、なんとか会えたら、恋人に僕が悪かったと謝りたい。
解決したら、この一眼レフ、落とし主に届けるつもりだ。

どんよりした祝日の夕暮れは読書を

このごろ、大衆小説を読みふけることはわずかになったが、1年前に北方版水滸伝に魅了されていた。
別な作者が書いた水滸伝を軽く見た時は、粗末だと思い、心を奪われなかったが、水滸伝の北方バージョンを読みとおしたときは、魅了され、読み進めるのが止まらなかった。
会社の業務の昼休憩や家に帰ってからの夕食中、お風呂でも読み進めて、1日一冊ずつ読みふけっていた。
作中人物が人間くさく、凛々しい作中人物がめちゃめちゃ多人数で、そういったところに夢中になっていた。

ぽかぽかした仏滅の夜明けは昔を懐かしむ
久々に、麻衣子と明日香と旅に行きました。
この2人は、私の学生時代の友人で、一緒に頑張った仲です。
しかも、力を入れていたのが旅行業と、英語だったので、旅行が趣味だという学生たちであふれていました。
その中でも、麻衣子と明日香を含む気の合う6人で世界各国へ宿泊した思い出は懐かしい。
私は元々それほど仲のいい友人が多くないし、それでそれで良いと思っています。
だから、単純に嬉しい言葉だけど、隣で麻衣子が満足そうな雰囲気だったのも私のツボでした。

余裕で口笛を吹く家族と横殴りの雪

今年は、海に行っていないが、都合がつけば大変行きたい。
現在、自分の子供が2歳なので、波打ち際でちょっと遊ぶ程度だけど、しかし、想像するけれどおもしろがってくれると思う。
ただし、今、オムツをはいているゆえに、泳いでいる人の事を思ったら海水に入れないのがいいと思う。
それ用のオムツもあることはあるが、ちょっとした問題に発展しているらしいので。

涼しい休日の晩は目を閉じて
働き始めて間もないころ、知識がなく、そこそこ大きな厄介なことを誘発してしまった。
気にすることはないと言ってくれたお客さんたちに、感じの良い訂正の仕方も考え出せず、涙が出てきた。
若いお客さんが、エクセルシオールのカフェオレを差し入れと言いながらくれた。
誤って2つも注文しちゃったんだよね、と話しながら別の種類のドリンク2つ。
ノッポで痩せててすっごく穏やかな表情をした人。
申し訳なかったな、と思う。

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